パリでの予定がだいぶ早く済んでしまったので、せっかくなので夜のルーブル美術館でも見ようと思い、暗くなるまで近くのレストランで夜ご飯を食べながら時間をつぶすことにしました。
とりあえず近くで適当なお店を探します。
下調べなんてまったくしてないので、行き当たりばったりです。
ちょっと歩いて探してみると、近くにあった「La Cooperative」というお店がよさそうだったので入ってみることにしました。
人生初のヨーロッパのレストラン。しかも一人です。。。
まだまだ海外旅行に慣れていないのでかなり緊張しますね。
勇気を振り絞ってお店に入りました。
そして、店員さんに1人とつたえると、席に案内してくれました。
なんとか入れましたね。
お店の雰囲気はとっても良いです。
パリのカフェレストラン!という感じでお洒落ですね~。
いよいよパリのカフェに入ったぞ!という実感がしてきました。
そしてメニューを見ます。
・・・
・・・
(-_-)
フランス語やん。
メニューがフランス語なので、見てもさっぱりわからず。。。
なんとなく英語読みをして、それらしきものを想像で注文することにしました(笑)
とりあえず、サンドイッチらしきものと白ワインらしきものを見つけたので、頼むことにします。
緊張のあまり、どうやって頼んだのか覚えてませんが、なんとかサンドウィッチと白ワインを注文できたようです。
(本当にどうやって頼んだか覚えてません)
たぶん店員さんにメニュー見せて指をさしながら注文したのだと思います。
そして運ばれてきました。
続いてサンドイッチ。
フランスパンに新鮮そうなサラダが挟まったサンドウィッチです!
美味しそうですね!!!
ワインもサンドウィッチもどちらも美味しそうです!
まずはワインを一口飲んでみると、うーん、フランスの味がしますね(笑)
といいつつ、ワインの味なんてまったくわかりませんが、フランスでワインを飲んでいることに大満足!ついにフランスでワインも飲むことができました!
続いて、サンドイッチ食べます。
食べてみるとボリュームがあって美味いサンドイッチです!
新鮮な野菜も美味しいですね!
フランスで一人でレストランに入って、ワインを注文してサンドウィッチまで注文して食べてるなんて、信じられないのですがやればできるものですね!
感傷に浸りながら食べます。
もうひとつ、このレストランの目的は、暗くなるまで時間をつぶすということもありました。
夜になれば暗くなるだろうと思ってなるべくゆっくり食べることにしました。
ゆっくりゆっくり食べているのですが、19:30くらいになってもまだまだ外が明るいので、何とかもっとゆっくり食べて、外が暗くなるのを待ちます。
しかし、待てども暮らせども、あたりは暗くなりません。これ以上お店にいると気まずいので、外が結局暗くならないまま、しびれを切らせて20:00に退散です。
勉強不足でした。パリで5月は、20:00くらいでは暗くならないのです。ビックリですよね。
ということでお会計です。
お会計ですが、私はできる限り現地の言葉で伝えることを心がけています。
旅行中「こんにちわ」と「お会計お願いします」は必ず使う言葉なので、可能な限り現地の言葉を覚えています。
旅行ガイド本の地球の歩き方の後ろの方に、現地の言葉の会話の例が載っていることが多く、たいてい「こんにちわ」とか「お会計お願いします」という文章は例文として載っています。
フランス語でお会計お願いしますは「L’addition, s’il vous plaît.(ラディシオン シルブプレー)」というようです。
この言葉を勇気を振り絞って言うことにしました。
来るときに飛行機の機内で学習した、
「外国語は勇気をもって、はっきりと相手を見て伝える」
をとにかく意識して伝えることにします。
ちょうど近くに私を担当してくれたスキンヘッドのイケメンお兄さんがいたので、大きな声で相手の目を見て、、、
「ラディシオン シルブプレー!!!」
言ったぞ!がんばって言ったぞ!!相手も私の目を見ていた。。。通じてくれ!!!・・・通じたのか・・・・・・・・
・・・しばらくすると
「ウィー」
素敵な笑顔で言ってくれました!
フランス語の「ウィー」というのは英語で言うところの「イエス(yes)」。つまり通じたのです。
やったー!!!通じた!!!
おいらのフランス語が通じた!しかもフランス語で返してきてくれた!!!
これは間違いなくフランス語でのコミュニケーションです。すごくうれしくなりました。
感動です。
やはり、現地では現地の言葉で可能なかぎりコミュニケーションをとるということはとても楽しいことだなと改めて思いました。
無事お会計をすることができました。
もちろん慣れないチップも気分よく払いましたよ!
初めてのパリのレストランでサンドイッチも注文できたし、白ワインも頼むことができ、さらにはフランス語で「お会計お願いします」まで言って通じました!
本当にうれしかったです!本当に気分よくレストランを去ることができました!
うっきうきです。
しかし外に出てもまだ明るかったので、他も回ろうかと思ったのですが、時間的には夜だし、治安も気になったので、ホテルに戻ることにしました。
飲み足りないので、ホテル戻って、近くにあったスーパーで買い出しをして、ホテルでプチパーティーです。
スーパーで適当にお酒とおつまみを買って、レジのところにいきます。
レジは複数あって、レジがあくと、機会のアナウンスで「●※△◆シルブプレー」と何かいっています。
何を言っているかはわからないのですが、「レジがあいたから来てくださいねー」という内容だと思います。
推測するに、フランス語の「シルブプレー」というのは、英語の「プリーズ」と同じ意味なんじゃないかな?と思います。
こういう風にいろいろ現地の言葉を覚える・勉強する・想像するのも旅行の楽しみですよね!
そして部屋に到着して一人パーリーをはじめます。
今日の一日を振り返りながらお酒を飲みます。
とても1日でやったことだとは到底思えませんでした。
しかし、ほんとにやってしまったのです、しかも一人で。
本当にやればできるのだと自信になりました。
そして、明日以降の予定を考えたのですが、、、パリでの予定はすべて終わってしまいました。
さて、明日1日あるがどうしよう。することがない。
ホテルにフリーWi-Fiがあったので、つないで色々調べることにします。
すると・・・フランスからイギリスは日帰りで行くことができるらしいです。
まじかー!行ってみたい。
パリのあとはニューヨーク予定でしたが、ここでイギリスに行くことができたら一生忘れることができない思い出になる!
しかし、イギリスなんて、何も知らないし、行っても何をしていいかわかりません。
一応本当に行けるのか、パリからイギリスへの電車を予約してみようとオンラインでのチケッを調べてみると、オンラインではすでに取れない状態でした。
オンラインでチケットが取れないとなると、パリ北駅 (Gare du Nord)という駅に直接行ってチケットを買うしかないようです。
しかし、よくよく調べてみると、当日だと乗れない可能性があるという情報もありました。しかも、そのパリ北駅は治安があまりよくないとか・・・。
まだまだ海外旅行には慣れていませんし、せっかく北駅に行って電車に乗れないと時間がもったいないですし、仮にイギリスに行って何もできないとなると、あまりにももったいないと思いました。
ということで、イギリス行きは断念することにしました。
じゃあ、翌日はどこにいくのがいいかな?と考えました。
モンサンミッシェルはどうかな?と思いましたが、遠すぎて無理。
ではどうしようかなと考えたところ、ベルサイユ宮殿というのがちょっと遠くにあって、ちょうど日帰りで行けるということだったので、ベルサイユ宮殿にいくことにしました。
wi-fiはホテルしかつながらないので、途中迷わないように念入りに調べて、翌日はベルサイユ宮殿に行くことにしました。
そんなこんなでパリ1日目は終了です。
翌日に向けてお酒を飲んで寝ました。
つづく