前回の記事でも書きましたが、ボブと一緒にタクシーでサイパン空港について、帰りもビジネスクラスでした。
帰りの席はボブとは隣にならず、私の隣には比較的若い日本人の女性が座りました。
※ボブについてはこちら
日本入国の書類を書くときに隣の女性がペンがないことに気づいたので、ペンを貸してあげ、せっかくなので、少しおしゃべりに付き合ってもらい、シャンパンなども乾杯して一緒に飲みました。
離陸して、しばらくするとご飯の時間。
メニューは写真にとらなかったようなので、何か正確には忘れましたが、牛肉炒めの麺でしょうかね。とっても美味しかったです。
ご飯を食べ終わって、またお酒を飲みながら隣の女性と少しおしゃべりさせていただきました。
あまりおしゃべりに付き合ってもらうのも悪いので、眠かったらどうぞ寝てくださいねと伝えると、その女性も疲れているようで寝ることにしたようです。私もお酒が回って眠くなったので寝てしまいました。
しばらく寝ていて夢うつつのときに、機内から突然
「機内にお医者様か看護師の方はいらっしゃいませんでしょうか。」
というアナウンス。
あれ?テレビでよく見るあの呼びかけそのままだ!!!調べてみると「ドクターコール」というものだそうですね。
何かあったのか???
誰か機内で急病人でも出たのかなー?なんて心配しつつ、自分は医者でも看護師でもないのでなにもできないやーと思って、また寝に入りました。
すると、なぜか、CAさんが私の席にきて私のことを起こしました。
ん?どうしたんだ?と起きると、CAさんが、
「お連れ様が具合悪くなってます。」と。
・・・?
連れ・・・???ワタシヒトリダヨ?
・・・・・・!?
・・・まさかと思い隣を見ると例の女性がいない。
まさか、具合が悪くなったというのは・・・やっぱり、、、さっき話していた隣の女性だ!!!
どうにもその女性が通路で倒れている模様。
マジか。
しかし、隣でお話しさせていただいたとはいえ、ついさっきたまたま席が隣になっただけで、素性も知らないのです。
とても心配になりましたが、ここで出しゃばって、赤の他人の私が付き添うのもおかしな話だったので、CAさんには「連れではないです、、、たまたま隣になったので話していただけで。。。でも大丈夫ですか?」と言いました。
CAさんは「お話しされていたからお連れ様かと思ってしまいました。失礼いたしました。」とおっしゃってました。
とはいえ、多少お話ししたのも何かの縁で、かなり心配になりましたが、お酒とかが入っていて少し酔っていたので、座っているとまたウツラウツラとしていました。
すると、その女性もしばらくするとよくなったみたいで、気づいたら何事もなく私の隣に座っていました。安心ですね。
あまりお酒が強くないのに機内でお酒を飲んで想像以上にお酒が回ってしまい、少し体調が悪くなったんだと思います。
私もお酒が回っていたし寝ていたのでぼーっとしていたので、特に話しかけることもしなかったです。
変に話しかけて気を使わせるのもよくないと思ったので。大人の対応です。
そして、短いフライトであっというまに日本に近づいてきます。
そしていよいよ成田空港に着陸~。
着陸後、飛行機が止まって飛行機降りるときに一番前にいたボブが来て、ボブの名詞をくれました。
デルタ航空のロサンゼルス空港のレストランかどこかで働いているようです。
(後でちゃんとメールを送っておきました。そしてそのあとも何回かメールのやりとりしています^^)
ありがとうボブ、あなたのことは一生忘れないし、絶対に忘れないと思います。そしていろんな意味で本当にいい経験をさせてもらいました。またどこかで会えると嬉しいです。
そんなこんなで無事、日本に到着です。
隣の女性もよくなったみたいで、全然平気そうでした。
もしかしたら私が乾杯などして無理にお酒飲んでしまったのでしょうか、、、多少の罪悪感はありつつも。大丈夫そうだったので安心しました。
すごく短い滞在でしたが、本当に本当に本当にいろいろありました。
しかし何事もないよりは、やっぱりこういったちょっとしたトラブルやハプニングがあったほうが、旅としては思い出に残るし楽しいですよね。
「トラブルやハプニングは旅のスパイス!」
また旅が好きになったのでどんどん行こうと思いました。
サイパン編 END
次回は、今回のサイパン旅行のまとめをお送りします。