前回、前々回のブログでも書きましたが、サイパンに到着した時間は深夜。
深夜につくのに1泊分のホテル代を払うのがイヤでケチったおいらは、ドーナツ屋で朝まで過ごすことにする。
いろいろあって、行きのビジネスクラスで隣になったアメリカ人と一緒にタクシーに乗って深夜のサイパンの街に行くことになって何とか無事到着。
そして、サイパンのガラパンにあるウィンチェルズ(Winchell’s)というドーナツ屋で一晩過ごすべく、ウィンチェルズ(Winchell’s)に到着したところからです。
・・・ついた時間は深夜
とりあえず、トイレにいって、楽な格好に着替える。
席に戻ってとりあえずクラムチャウダー(とコーヒー)を注文。一応一晩お世話になるので何か頼まないとね。
味は、まぁおいしかった記憶があります。
食べ終わった後、いきなり寝るのは失礼だと思い、本を読みながら時間をつぶす。。。
・・・が、全然時間たたない。
なんか店内にUFOキャッチャーぽいのがある。おもしろいですね。
時間が時間だけに人が少なく、さらに時間がたつにつれどんどん人がいなくなり、どんどん気まずくなる。
しかし、朝までいなくてはいけないので、気にしないようにする。
途中ドーナツを買いに来るお客が来るとかなりとても安心します。
どんどんお客が来てにぎわってくれ!という願いとは裏腹に、そのまま持ち帰りで帰ってしまうお客さんが多い。。。
途中かなり眠くなり、少しうつらうつらするが、熟睡すると何か荷物とられたりするのが心配なので、なるべく寝ないようにする。
と・・・、遠くのほうからにぎやかな声が!
なんか若いヤンチャな感じの若者のグループがお店に入ってきた!!!
ちょっとイケイケの「yo!yo!」みたいにうるさい感じでしたが、誰もいないお店で注文もせず気まずい状態のおいらにとっては、渡りに船!!!
しかも店内で食べていく模様!
こんな時間に若者が。。。。
普段だったらこのうるささは、かなり迷惑だが、今日はかなりうれしい賑やか。若者よ、ドンドン騒いじゃって!!!
そして、朝まで騒いじゃってくださいな!その横でおいらは目立たないように朝までのんびり過ごすので。
そのにぎやかな若者のおかげでお店に活気!?が出てくると私もかなり安心してお店にい続けることが出来ました。
が、しかし、そのパラダイス!?も長くは続かなかった。。。
しばらくすると突然、・・・ お店の電気がきえて店内が真っ暗になってしまったのです・・・
もちろんお店の中はシーンとする。
???・・・まさか・・・停電・・・?
え???まじ?この時の時刻は深夜3:00AMですよ?
うるさい若者たちももちろん静かになる。
しばらくたっても復旧する様子はない…
そのうち、若者たちは、自分たちがうるさくしていたから電気を消されて嫌がらせをされていたと勘違いしたらしく、塩らしく帰ってしまう。
イヤイヤ、停電だよ!君たち!帰らないでくれ~!
そんな思いもむなしくみんな帰ってしまい、また私一人に、、、そして、そう、今は停電中。真っ暗な中、お客は私一人。
お店の人からしたら、怪しいアジア人が真っ暗な中、何も注文せずに一人いるって異常な状況。
それでも今外に出ても何もできない。
逆に外に出たら行くところもなく歩き回って変な事件に巻き込まれてしまうかもしれない。
そう、今は我慢してここに待機するのが一番。停電で真っ暗だろうとなんだろうと、お店にいることを決意する。
ある程度外の電気があるので店内の様子などは見ることができるが、本などはほとんど読むことはできない。
ということでさらにすることがなく、時間が全然立たない。
宿代をケチらずお金出してホテルに泊まればよかったと何百回も後悔。しかし今は後の祭り。朝まで耐えるしかない。
途中、お客さんが何人かお店の外まで来るが、お店の中をのぞいて、お店の電気がついてないとわかるとそのまま引き返す。
おーい、今は停電中でいずれ戻るから帰らないでくれ・・・
そんな願いも届かずことごとく来る人は引き返してしまう。
あまりにも気まずくなり、クラムチャウダーを注文。しかし、停電でレジが使えない。手動で計算したのか、ぴったり渡したのかおぼえてませんが、これで本日クラムチャウダー3杯目。
何時間かして、ようやく停電から復帰。私には何十時間もかかったような気がする地獄の時間でした。
ふと店員さんが店員さんが話しかけてきたました。
英語が苦手な上に寝ぼけてたおいら。何とか聞き取れたのが「チャイナ?」とかだったのかな?
寝不足でぼーっとしていた私は、そのままイエスとかいってしまったらしい。
まぁ、後から気付いて訂正するのもあれなので、そのままにしておいた。ゴメンナサイ
ようやく電気がついたとはいえ朝まではまだまだ時間がある。、本当に時間がたたず、かなり地獄の時間を過ごしました。
それでも我慢我慢でやりすごしました。
しばらくすると、ようやく外がすこーしだけ明るくなってきました!
するとお客さんももようやく何人か増えてきました。やっと一人の時間から解放された!!!
本当につらいつらい時間でした。
いい加減限界だったので外にでることにしました。
ウィンチェルズドーナツさん、本当にお世話になりました。
ことのきの時刻はだいたい6:40。
んー、まだ街は動いていないのでまだ時間をつぶさないといけない。
ということで、今度はどこかのホテルのロビーで寝ようと思い、初めに近くのフィエスタというホテルにに行ってみる。
しかしロビーがあるにはあるが思いっきり外にある。これじゃ暑いし、虫もくるし寝ることができない。
しかたないのでホテルを通ってビーチに散歩へ。まだ完全に明るくはなってない。
では、ということで、次にハイアットにいってロビーで寝ようと試みる。
この時まだ朝の7:00。
だいぶ明るくなってきましたね。
しかしまだ活動するには時間が早いので、どこか休めるところソ探して、重い荷物をもって歩きまくりました。
しかしなかなか時間つぶせるところがなかったので、しかたなく、自分がその日の夜泊まるマイクロビーチホテルをのぞいてみる。
「営業中」って日本語が・・・。(笑)
これはやっと時間が潰せるところが見つかったということで、マイクロビーチホテルの1Fで朝ごはんを注文。
以前グアムで食べたチャモロ料理そっくりですね。
日本人の口に合っておいしかったです。
食べ終わった後、休んでいると店員さんが何か話しかけてきました。
英語だったので内容はよくわからなかったですけど、、、ついでにだめもとで「今日予約しているが、チェックインできるか」聞いてみた。
さすがにこんな朝早くチェックインできねーだろ。と思っていたら、、、
なな、なんとオーケー!!!これはでかい!!!
そして頑張って英語で予約名を伝えると、、、
・・・予約が入ってないって言われた!!!
まてまて。。。
ちゃんと予約しているし、予約のコピーがあったので見せました。
そうしたらちゃんと調べてくれて名前あったみたい。
ほっ。
海外は何があるかわからないですね。
ここのマイクロビーチホテルは結構予約しているのに、あまりちゃんと調べてもらえず、モメる場合があるので皆さん気を付けてくださいね。
※予約した際は必ず予約のコピーなどをもっていって見せるようにしましょう。
しかーし、この時間にチェックインOK、これはほんとにデカい。
もしだめならあと半日近く大きな荷物もって移動しなければいけないはずだったのに。
本当に助かりました。
しかもアーリーチェックインのお金も特に請求されなかったです。
そして鍵をもらって部屋にチェックイン!
クーラーはきいていますね。
部屋はこんなかんじで、広くはないですが、私にとっては雨風しのげてお湯が出れば十分。
全然十分です!
お花までありました。
しかしカビくさい・・・。特にベッド。
まぁ安宿なので仕方ないですね。
きれいなホテルに泊まりたい方や、新婚旅行、カップルなどで来ている方はあまりお勧めできませんが、一人で来ていて、シャワーがあって、雨風しのげれば十分という方にはとてもいいと思います。
もちろん私も後者で、寝る場所があって、鍵のかかる荷物置く場所があって、シャワーのお湯が出れば本当に満足という考えで行っているので、このマイクロビーチホテルの部屋でも満足できました
一息ついてこの後の予定を考える。
・・・しかしこの後は、特に予定もなく、買い物やビーチなど行こうと思っていたので、まずはお昼くらいまで寝ることにする。
そしてシャワーを浴びて、カビ臭いベッドで寝ました。
本当に停電やら、知らない外国人と一緒にタクシーに乗ってくるやら、いろいろありましたが、何とかここまで無事たどり着けて、満足満足と思いに老けながら就寝です。
おやすみなさーい。
・・・
寝始めて1時間くらいたったときです。
突然、
「プロロロロ・・・。」
急に部屋の電話が鳴り始めた。
なんだ!?!?!?
この電話がなんとあの人からでした。